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ピラティスで扁平足が改善する?なぜ足のアーチが潰されている?

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扁平足には2種類ある?ピラティスでの効果はある?

こんにちは。

大阪市西区靱公園前、本町駅/淀屋橋駅/肥後橋駅/阿波座駅近くにあるPILATES・YOGAスタジオSTABEのピラティスインストラクターJacquinです。

ピラティスで扁平足は改善できますか?

なぜ自分の足はなかなか変わらないのですか?

インソールを使った方がいいですか?

長時間歩いたり山を登ると足が痛くなるはなぜでしょうか?

などなど。

インストラクターご自身からも、お客様からもよくある疑問です。そこで今日は「足のアーチとピラティス」について話していきたいと思います。

ピラティスで足のアーチの問題を改善できる?

「足関節について」、この質問は一番多いのではないかと思います:「自分の足の癖さえなかなか変わらないので、お客様の癖もどうやって直したら良いのかわかりません」。結論から言うと、足の癖は絶対に変わります。私もその中の一人です。

信じないかもしれないですが、私は小さい頃から体育授業がすごく苦手な子でした。大学で理学療法士の勉強をした時、自分のアーチが低いことを知りました。「低いのなら高くすればいい」と考えた私は、毎日ビルケンでの生活を送りました。筋力があまりなかったので、ビルケンがあると比較的に楽でしたが、長く歩いたり、ビルケンを履いてない日はやはり疲れます、足が痛い日もありました。もう一生ビルケン無しでは無理だと思ってましたが、後にピラティスと出会いました。色々なトレーニングをしていくうちに足が疲れる日が徐々に少なくなっていきました。またビルケンを履いてない日でも非常に楽になりました。

それから15年ぐらい経った今でも足の状態はすごく良くて、長時間歩いても山登りなどハードな道を歩いても痛くありません。そしてもう一つ嬉しいことは、昔は履ける靴がすごく限られていましたが、今は好きな靴を自由に選んで履くことができます。
これが私のストーリーです。

そして私の主人のストーリーも皆様にシェアしたいです。
彼は週2-3のペースでジムで30分走っています。2年前ほど前から、怪我は無いのですが足の痛みを覚える日がありました。原因が分からないので、運動靴を色々と変えてみたり普段の靴も全てビルケンに変えました。楽な日もあればそうでない日もありました。次第に痛む日がどんどん増えていき、ビルケンを履いてもインソールいろいろ試してもあまり改善が見られませんでした。
ある日、「僕もピラティスをやりたい」と言い出しました。そして何回目かのレッスンの後に足の痛みが全部無くなったらしいです。

その後いろいろ聞いてみたところ、これまでの痛みは靴やインソールの問題では全くない、自分が無意識に変な癖を出している、骨盤ニュートラルを意識して走ると足はすごく楽、足の痛みだけではなく、以前からあちこちにあった痛みも消えました。

これらは本人の感想です。

もちろんピラティスに変えられたはこの2人だけではなく、足のお悩みをお持ちだったお客様もです。全員お悩みを解決することができ、5年前、10年前の自分より足の調子は良いと教えていただきます。

さてここからは扁平足のことを詳しく説明していきたいです。

扁平足には2種類ある?

実は扁平足には2種類あります。構造的扁平足姿勢的扁平足です。
構造的扁平足は生まれつきからの骨の構造です。加齢、病気などの構造が崩れている場合もあります。なので筋肉を鍛えたり、インソールを入れたとしても変化は望めません、なぜなら生まれつきだから。

姿勢的扁平足は後天的扁平足とも言えますが、生まれつきの扁平足ではなく、姿勢の問題かまたは筋肉や脳の病気に起因しアーチが低くなることです。実は私もそのひとりです。筋肉や神経の問題ですと鍛えることができます、ただし個人差があります。そしてここで良いニュースは、構造的扁平足の人は実は非常に少ないということです。

チェックの方法は非常に簡単です。

自分の足を体重をかけずに観察してみましょう。簡単な方法としては、座って自分の足の内側側面を観察します。もし側面が壁のようにズドンと真っ直ぐになると、それは構造的扁平足です。少し緩やかなカーブが見られれば、姿勢的扁平足です。

構造的扁平足(体重をかけていない)

姿勢的扁平足(体重をかけていない)

姿勢的扁平足(体重をかけている)

なぜピラティスで足のアーチを変えることができるのですか?

先程も紹介したように、もし姿勢の問題だとしたらピラティスで変えることができます。筋肉の観点から考えると、その落ちた舟状骨を支える前脛骨筋を鍛えて下肢のアライメントを整えることです。全身を支えてる筋膜から考えると、足底筋膜やアキレス腱など足の構造を支持する筋膜の弾力性を養うことで足のアーチもまた取り戻すことができます。

そして姿勢的扁平足は、全身のコアマッスルが統合してないとも言えます。

五重の塔を想像してみてください、塔と塔の間は同じ軸で成り立っています。もし一番上または真ん中の塔がズレてしまうと、一番の下の重心も真ん中から外へとズレてしまいますね。重さの分散ができなくなり傾いた所へと集中してしまいます。私たちの体も同じです。ですので頭や骨盤が身体の軸からズレでしまうと、足の圧力が分散できなくなり一点集中になってしまいます。それも姿勢的扁平足になる原因の一つです。

ピラティスのレッスンを通して全身の動きを正しくし改善しバランスを取り戻すことができます。癖は人それぞれ千差万別です。個々に応じたエクササイズをカスタマイズすることで、自分の癖に気付き、脳を連動してその改善に導くことができます。

=まとめ=ピラティスで扁平足が変わる?アーチが潰されているのはなぜ?

20年来数え切れないほど多くの足を見てきて思うこと、実は身体の不調と本当の原因は、全く違う所にあるということ。体の癖を見つけることはもちろん大事ですが、自分のライフスタイルの微調整も重要です。例えば歩行時の癖を意識、デスクワークが多く直立姿勢の時間が少ない、重力と身体の関係性はうまく築いてない…などなど。小さなところから、毎日を少しずつ意識を変えることによる身体の変化は実に大きいです。お客様に知って欲しいことは、自分の身体のことは「できない」ではなく、「知らない」または「誰からも教わったことがなかった」だけということ。

ピラティスを通し、もっと自分の身体をたっぷり観察しましょう♪

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