ピラティスは元々はリハビリのため?
こんにちは、大阪市西区靱公園前、本町駅/淀屋橋駅/肥後橋駅/阿波座駅近くにあるPILATES・YOGAスタジオSTABEのピラティスインストラクターJacquinです。
先日、あるお客様が、肋骨についてウェブの文章を読みました。そのお客様、自分の肋骨が飛び出しているのか気にしていました。そこで今日はブログで、詳しく肋骨の話をしていきたいと思います。
肋骨はどこにある?なぜ重要?
「自分の肋骨を触ってみて」と言われとき、すぐにわかりますか?

まずこの写真をみてみてください!青い部分は肋骨です。
胸のまわりに触れる骨は肋骨ですが、前だけではなく、後ろもあります。
首の下には鎖骨があります、その下からお腹までが全部肋骨なのです。
なぜピラティスとヨガの練習中に、必ず肋骨の動きを重要視するのでしょうか?
肋骨は正しい呼吸、背骨の可動域、肩甲骨の安定と動き、腰部の安定を保つ役割があります。言いかえると、肋骨の動きは整えができないと、呼吸は浅くなり、背骨がガチガチ、肩甲骨は不安定になり、動きもみだれ、腰部は不安定になります。
肋骨の飛び出しとは?
ピラティスとヨガのレッスン中、
「肋骨をしめましょう」
「肋骨をあけないように…」
「肋骨を閉じましょう」
なとの言葉をよく耳にすると思います。飛び出している肋骨はどんな状態なのでしょうか?
肋骨か一番下の部分は前に向いてます(お腹より前に出ています)
正しい肋骨のポジションと動きとは?
正しい肋骨のポジションは骨盤のまっすぐ上にあります。前や後ろにはズレていません。横から見ると、肩関節、肋骨のまん中、股関節は垂直で並んでいます。
では、肋骨の正しい動かし方は何でしょう?ピラティスとヨガを練習するとき、よくあるの質問です。呼吸をするときの肋骨の動きを考えてみると、わかりやすいと思います。
下部肋骨の動きはバケツハンドルという動きを行います。英語が名前の由来ですが、バケツの取っ手のように動きくことから名前が付けられたそうです。バケツのハンドルがぶら下がった状態から、息を吸うと肋骨がハンドルを持ち上げるような動きになります。なので、肋骨は上と前に動きます。
反対は息を吐くと持ち上がったハンドルを下に戻すの動きになるので、肋骨は下と内に動きます。呼吸練習の時には、外と内へ意識するだけではなく、上下の動きはもちろん意識するべきです。背骨は安定した状態で、肋骨の動きをコントロールさせないで導きます。
インナーマッスル(コア)を働かせるため、背骨を動かす時に肋骨の動きを練習をするためにオススメです。
肋骨と骨盤の間のインナーマッスルは腹横筋と腹斜筋があります。バランス良く働かせるため、肋骨を後ろに引き込むよりも意識よりも、骨盤に向ける意識の方が大切です