60歳、70歳からでもマシンピラティスはできる?
こんにちは。
大阪市西区靱公園前、本町駅/淀屋橋駅/肥後橋駅/阿波座駅近くにあるPILATES・YOGAスタジオSTABEのピラティスインストラクターJacquinです。
超高齢化社会を迎える日本において、平均寿命が毎年過去最高を更新し、それに伴い様々な問題を抱えるようになりました。介護と少子化の問題に関わることなく、シニア世代の皆さまやそのご家族が、日常生活を快適に送れるように、自立した生活が大事です。もちろん今の医療と科学は日々進歩していて、母乳車や車椅子での生活にも不便を感じることはそれほど無いかもしれません。
楽しく元気に毎日をお過ごしいただく為、いつまでもご自身の脚で歩けるよう目指していくことが最適です。そこで今日はシニア世代のお悩みについて話していきたいと思います。
60歳、70歳からでもマシンピラティスはできる?
シニアについては、慢性病のカテコリーの中でも一番難しいです。単純に一つの問題ではなく、少なくとも 3つ以上の病気が重なっています。加齢のことはもちろん、リタイア後の生活は一気に生活ペースが遅くなり、それに伴い身体の機能も一気に落ちてしまいます。
ですのでシニア医学の目標は、現状維持ではなく、加齢による体力減少を前提として、機能衰退のスピードをなるべく抑えていくことです。すごくネガティブな目標のように聞こえるかもしれませんが、これがシニア医学の考え方です。
STABEに通ってくださっているお客様の中にも60代、70代の方がいらっしゃいます。ピラティスを継続することで、皆さまの身体はとても良くなりました。もちろんピラティスを始める前より良くなっていて、10年前、20年前の自分より元気!とおしゃるお客様もいっらしゃいます。
シニア世代にとってなぜピラティスが必要?
高齢になると、加齢に伴う機能衰退により日常生活において筋力の低下や、日常生活の活動での筋バランスの崩れ、関節可動域も狭くなります。
シニアの方よくある姿勢
- 背中が丸くなりやすい
- 肩が前に出やすい
- 膝が伸びない
- 膝のアライメントが崩れる (o脚など)
- 足首が硬くなる
- 身体の重心は前と下になる
…など、筋肉が硬く、または弱くなるのかだけではなく、生活の動作で考えることが重要です。
例えばベッドから立ち上がる時の動き、階段や斜面を歩く時の上半身、車に乗る時や降りる時、お風呂場での移動…などは大事です。転倒が起こりやすいのは、身体の動きを変える時です、その時は重心を変えているからです。
実は、マシンピラティスのレッスンでは、常にこういった状況下での練習をしています。マシンに乗る、マシンから起き上がる、エクササイズの中にも重心転換の練習があります。そして、コアマッスルが活性化することによって、反射機能も衰えにくくなります。ちょっと足が滑る時、手をすぐ伸ばしての反射、重心転換する時、バランスを取り直すことなど、予測不能の場面での身体の反応はとても大事です。
マシンピラティスでシニア世代に出来ること
心肺機能が低下することによって、胸郭の動きが悪くなり、身体全体の動きにも影響されます。ピラティスは呼吸から胸郭の動きを強化し背骨の動きを引き出し、関節の動きを正しく行いながら、身体をバランスよく機能的に動かすエクササイズです。そして何よりも年齢や健康状態を問わずに行えることが最大の魅力です。
自力ではできない動きをピラティスマシンのバネによってサポートし、筋力トレーニングもできます。そして、ピラティス業界で最も医学観点から身体の仕組みを考案したストットピラティスは、高齢者や術後の方でも、それぞれのニーズに合わせてカスタマイズすることができます。
=まとめ= シニア世代もピラティスはできる?元気なうちにピラティスで体力維持がオススメ
ストットピラティスは解剖学と身体の仕組みを重視、正しく楽しく動けるということは、ラクに動けることにもつながります。生活自体がラクになることで、身体だけでなく心にも良い刺激が届きます。
STABEの全インストラクターは、高齢者の身体や心に寄り添えるよう充実した知識で、シニア世代の皆さまをお迎えさせていただきます。そして元気なシニア世代の方が周りにあふれることを目指しています。
ご自身の身体でいつまでも楽しく元気に過ごせるよう、皆さまの踏み出す一歩をお手伝いさせていただきます。