メニエールや目眩がピラティスで改善！？


メニエール病にピラティスができることとは？

こんにちは。

大阪市西区靱公園前、本町駅/淀屋橋駅/肥後橋駅/阿波座駅近くにあるPILATES・YOGAスタジオSTABEのピラティスインストラクターErikaです。

私は家族の看病疲れや仕事のストレス等が重なったからか、数年前にメニエール病（目眩や耳の閉塞感が出る病気）になってしまいました。薬を沢山飲んだり、仕事を休んだり、針治療に通ったり、何を試しても症状が悪化するばかりだったのですが、ピラティスを始めてからは姿勢が改善したためか、ある日気が付けばメニエールの症状が消えていました。

今日はそんな私の体験談を通して、「メニエール等の目眩症状はピラティスで改善できるのか？」についてお話したいと思います。

＝ピラティスで目眩改善＝メニエール病について

メニエール病はハッキリとした原因はわからないようですが、精神的・肉体的疲労、ストレス、睡眠不足などの状態にある時に起こりやすい傾向があり、女性に多い病気だと思われがちですが、男性の患者も実は沢山いるようです。メニエールの症状としては個人差がありますが、目眩、耳の閉塞感、吐き気、耳鳴り等があります。

私の場合は数年前に家族が病気で入退院を繰り返していましたが、その看病をしながらも、営業職で毎日忙しく仕事をしており、心身共に疲れがピークに達していました。そんなある日、会社で座って仕事をしていたにも関わらず、経験したことのない激しい目眩に急に襲われました。また、その数日前から常に飛行機に乗っているような、耳の閉塞感も感じていました。

その後、耳鼻科にすぐ行き、検査を色々とした結果、左右の耳共に、「低音感音型難聴（低音が聞こえにくい症状）」と診断され、「これを繰り返すようであれば、メニエール病です」と言われました。一旦は1週間ほど仕事を休んだため、少しは元気になり回復した気がしていたのですが、結局はその後も症状を繰り返すことになります。

そして何度も病院に行き、治療方法を相談しても「ストレスが多分原因だから、ストレスなく生活するように心がけてね」と言われ、薬を処方されるだけで薬もどんどん増えていきました。鍼治療やマッサージ等、改善のために色々と試したこともありましたが、結局症状も思ったほどは収まらず、「一生このまま、いつ目眩が来るか怯えながら生活するのかな。。」と不安が増えるばかりでした。

そんな時に何とか改善できる方法はないか、と思って出会ったのがピラティスでした。

＝ピラティスで目眩改善＝メニエール病にピラティスができること

ピラティスでは骨盤だけでなく、全身がニュートラルな位置になる事を目指して、様々なエクササイズをしながら自分の力で姿勢を矯正していきます。ニュートラルとは真ん中、というような意味がありますが、本来姿勢があるべきポジションのことです。

もし、目眩の原因が脳の病気等ではなく、私のメニエール病のようにハッキリとした原因がわからない場合は、実は姿勢不良が原因という事も考えられます。その場合、ピラティスで姿勢を整えるだけで、私のように目眩はかなりスッキリするかもしれません。

以前の私の姿勢は、肩甲骨、首辺りが常に緊張しており、頭もかなり前に出ていました。今思えば、目眩やメンタル疾患のある人の典型的な姿勢だったと思います。

しかし、ピラティスを始めてから姿勢（特に頭、首、肩甲骨辺り）が整うにつれ、目眩だけでなく耳の閉塞感も治まり、メニエール病の薬を全く飲まなくても生活できるようになりました。それだけでなく姿勢改善により、筋肉の緊張が無くなり、肩こり、首こり、頭痛等も消え、体力も戻り、生活の質もかなり向上しました。

今ではメニエールになる前よりむしろ元気に、バリバリ働きながらも楽しい毎日を過ごせています。

＝まとめ＝メニエールや目眩がピラティスで改善！？

以前の私と同じように、メニエールや目眩の症状があったお客様から、ピラティスレッスン後の感想で、

「姿勢が良くなったせいか、急に目の前がパーっと明るくなった感覚がありました。そして、実際に鏡を見ると、目が今までよりパッチリ開いていてびっくりしました。目眩でしんどくて気分が落ち込む毎日だったけど、今日は身体も軽くなり、とても前向きな気持ちになりました！」と、とても嬉しそうに仰っていただいたことがあります。

このように姿勢が整うと、身体が整うだけでなくメンタルも整います。

目眩やメニエール病で悩んでいて何をやっても改善しなかった人ほど、ピラティスを是非一度試してみてほしいです！