ピラティスはどんなサポートが出来るのでしょう?
前回話した筋肉の役割は3つあります。自分の担当と順番を正しく行うことが重要です。でも、もし本当に順番が乱れてしまい、担当がバラバラになった場合はどうなるでしょう?
筋肉の役割の重要性
股関節に例えてみます。
人間は2足動物です。ですので、足が歩くことによって移動ができます。では、歩く時どうやって前に進みますか?実は片足がちゃんと支えてるから、反対側の足は前に進めます。足の動きを見てみると、両足の動きは股関節からです。
この写真を見ていきましょう
一から五までの人は左足から前に踏み出します。ですので右足は支える足です。
身体の動きを分析してみましょう!歩く事は
- コアは体幹:身体を真っすぐすること
- スタビリティは右足:股関節を伸展すること(伸ばす)
- モビリティは左足:股関節を屈曲すること(曲げる)
順番は身体をまっすぐして、右股関節をのばしながら、左足を踏み出す。
順番通りじゃないと足の幅が狭くなり、スピードが出ない、省エネもできないです。必要じゃないの筋肉を使ってしまい、筋肉は硬くなりしやすく、最悪の場合は痛みが出て、怪我をします。同じ歩く動作をするだけで、膝や腰を痛めてしまう人もいます。
しかし、痛みもなく長い距離を歩くことが出来る人もいます。
首をしんどくなる人もいます、ふくらはぎをよくつる人もいます。これは筋肉の役割をしっかり果たせているかどうかの問題です。
ピラティスで出来ることとは?
では、ピラティスではどんなサポートができるのでしょうか?ピラティスインストラクターでもよくある疑問と思います。
大きく言うと3つポイントがあります。
- 筋肉の働かす順番
- 筋肉の使うタイミング
- 正しい関節の動き
順番のことは前回と今回紹介した:コア>スタビリティ>モビリティ
のことです。
- コアのことは:正しいく呼吸とスタートポジションを意識することです。
- スタビリティ:安定したい所です。
- モビリティ:動かしたい所です。
ピラティス氏のコントロロジーと関連
この三つの順番とポイントをうまくできるといい動きができます。
つまり、ピラティス氏提唱した「コントロロジー(=Contorl+logy=コントロールをする学問)」も上手できます。
コントロロジーの中、6つの基本となる原則があります
- Concentration 集中力
- Breathing 呼吸
- Centre 中心
- Control コントロール
- Fluidity 動きの滑らかさ、優雅さ
- Precision 正確性
一見分かりづらいかもしれないですが、筋肉の働かす順番、筋肉の使うタイミング、そして正しい各関節の動き、この三つのポイントを守ることによって、6つの基本も理解しやすくなると思います。