ピラティス流派、その違いとは? ストットピラティスとは?
こんにちは
大阪市西区靱公園前、本町駅/淀屋橋駅/肥後橋駅/阿波座駅近くにあるPILATES・YOGAスタジオSTABEのSTABEピラティスインストラクターJacquinです。
ピラティスの創始者であるジョセフ・ピラティスは、自身のメソットを『コントロロジー』と呼んでいました。オリジナルのピラティスエクササイズをもとに、5原則を導入し、姿勢分析をもとに一人ひとりの身体、目標、能力に合わせてエクササイズを行うストットピラティスを開発しました。
オリジナルエクササイズとはどんなエクササイズでしょうか?今日はオリジナルのピラティスエクササイズについて話したいと思います。
ストットピラティス(STOTT PILATES®︎)とは?
ストットピラティス(STOTT PILATES®︎)の創始者であるMerrithew Moria氏はカナダのトロントでバレエダンサーでプリンシパルでした。24歳の時に膝の怪我で引退し、リハビリためにニューヨークにあるジョセフピラティスの弟子が運営しているスタジオを通いました。
その後、理学療法の分野は進化して、オーストラリアでは脊椎のニュートラルと深層筋との重要性に関する研究が行われました。脊椎の屈曲、伸展、回転のバランスをとることによって、脊椎の下にある骨盤を中間位(ニュートラル)な腰椎骨盤アライメントの安定化に取り組みました。ニュートラルの骨盤を、これは体全体に大きな影響で、いろんな医学の専門家(医師や理学療法士など)とピラティスのオリジナルエクササイズを研究し、解剖学と生物力学を取り入れ、誰でも無理せず、確実なエクササイズをするために、五つの原則を導入しました。
オリジナルピラティスとストットピラティスの違いとは?
エクササイズは、もちろん違うところがいくつがありますが、全体から見ると、この3つのポイントが大きく違っています。
オリジナルピラティス | ストットピラティス | |
呼吸 | 最大限の呼吸で、息を吐きながらエクササイズします。 | 3D胸郭呼吸で、目的に合わせながら呼吸を調整します。 |
骨盤 | 背骨をまっすぐにするので、骨盤は後傾します。 | 背骨の自然なカーブを保つので、骨盤はニュートラルがオススメです。 |
下肢 | 下半身の筋肉を働かせるため、すべでのエクササイズで両足を閉じ、外に向けます(股関節内転、外旋の状態) | 生活機能を合わせて、腰幅でパラレルのポジションが多いです。場合によって、肩より広めて、足を外向けていてるポジション(股関節外転、外旋)もあります。 |
ピラティス氏のコントロロジー
ピラティス氏の当時のマットレッスンは初級、中級、上級を三つがあります。身体の能力に関わらず、初級のレッスンからスタートです。初級のエクササイズを全部クリアできますと中級のレッスンに参加することができます。ちなみに、初級の一番目エクササイズは皆さんもしているハンドレットです。上体を上がったままで、腕を100回振る動きです。
最後に当時の初級レッスンビデオを見ながら雰囲気を楽しみましょう(立っているのはピラティス氏ご本人!)